- ホーム
- MABIOが出来るまで
マダガスカルとの出会い
マダガスカルでの深刻な森林伐採
エッセンシャルオイルの抽出で行う水蒸気蒸留法は、高い温度の水蒸気を蒸留容器の中にある植物に連続的に吹きかけ、そこから出てくる水蒸気を再び冷やし、冷却された水から精油を分離させて取り出す方法で、水蒸気を発生させたり、蒸留容器を加熱し続ける為に、燃料として膨大な量の薪を必要とします。
精油の生産が盛んなマダガスカルでは、この蒸留法に使用する薪を得るための森林伐採による環境破壊が深刻化していました。
そのため、現地企業では環境保全の取り組みとして、薪の代替燃料を探していました。
クリーンな燃料モミガライト
一方、マダガスカルでは稲作も盛んで、米の脱穀時にもみ殻が大量に発生し、廃棄されています。
(1人あたりの米の消費量は日本の2倍にのぼると言われています。)
このもみ殻を再利用したクリーンな燃料である「モミガライト」を製造する機械「グラインドミル」を日本より輸入する際に、私どもが手助けをさせて頂いた事が縁となり、エッセンシャルオイルの輸入販売に至りました。
有機栽培を行い、添加物の不使用に努めるだけでなく、自然を守り、環境に与える影響に配慮する事もオーガニックの理念に適う活動なのです。